まずは使った道具などですが、細目の筆各種、エナメルカラー各色(画像は下描き用です、実際は行程ごとにもっといろいろ使いました。)
今回使った筆は「ウィンザー&ニュートン 000」「モデルカステン コリンスキー 00」あとは普通のタミヤの筆(混ぜる用)です。
コリンスキーであれば値段はそんなに高いものじゃなくても良いと思います。
今回はネットでよく見るようなオレンジの下描きを真似しようと思ったんですが、あんまり上手くできなくて、いつも通りハルレッドで下描きしました。
目の輪郭から描いていきますが髪パーツなども装着しつつバランスを見ながら描いていきます。細い線を無理して引くことはなくて、エナメル溶剤でトリミングしながら線を整える感じで進めると良い思います。
ここでいったんラッカークリアーでコートしておきます。(セーブポイントみたいなものです)
マスキングをして白目はエアブラシで塗ります。
ラッカーとは吹き付けの際の濃度が違いますので試し吹きをして感覚を掴んでおいた方が良いです。ラッカーの感じの薄めだと垂れたり縁に溜まってしまうので気持ち濃いめの方が良さそうです。
次の行程で黒目部分を決めるのでここでもいったんラッカークリアでコートします。
黒目を描き入れていきます。髪パーツも着けた状態も確認しながら作業します。
横向きが視線が好きなので今回も横向きです。
瞳孔も描きました。視線が変にならないようにいろんな角度で見て確認します。
ここでまたクリアコートします。とはいえそんなに正確さにこだわることはないと思います。人間だって左右対称の人はめったにいませんから、多少非対称でもいきいきした感じがあれば良いと思っています。
虹彩のグラデーションを描いていきます。
この状態では粗く見えますが、何度か重ね塗りしたりブレンディング(溶剤で溶かしながら上手いことぼかす感じで)したりしてなじませます。
で、ここでいきなり画像が飛んでしまいます。
うちに文鳥の雛がやってきて気になりすぎて途中写真を撮るのを忘れてました、、
瞼や眉、唇などを描いていきます。このへんはとくに念入りに髪などセットした状態で確認します。またクリアコートをしておきます。
目や唇にハイライトを入れます。
このあとチークをエアブラシやパステルでいれるのですが、結構リテイクすることが多いのでいったんクリアでセーブします。
瞳をマスキングして薄っすら肌の彩度を調整する感じで吹きます。
それからメイクの要領でパステルを使って頬などにチークを施して、仕上げにチョンっとハイライトもいれました。
ここも大事なポイントです、何度も塗り重ねてきたので筆跡やクリアの段差がほんのりあります。これを高番手のスポンジヤスリで均して出来るだけ平滑にします。(削りすぎて塗装面を削ってしまわないように気をつけて下さい。)
こんな感じで筆跡が見え無くなればOKです。
いまさらですがなんか台座の治具が気持ちわるい感じですみません。
塗料皿に「おゆまる」でフェイスパーツの固定治具にしています、で塗料皿で筆の塗料含みをちょいっと調整しながらやってるのでちょっと汚れちゃってます。
このあとは最後の仕上げ段階なのでUVカット効果のあるクリアーでコートします。
最後に艶消しで仕上げのコートをします。
私は瞳までツヤ消しで仕上げていますが(意図しないハイライトが入らないように)
ここはお好みで瞳だけはクリアーで仕上げて良いと思います。
これで完成です!
最後までご覧頂きありがとうございます、お疲れさまでした!
あとおすすめの映画ライトスタッフです。(リンクが貼れるかテストです)
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